EC運営のコツ！主要な集客方法

商品を選びECサイトが公開されたら今度は、沢山のお客様に訪問していただけるように集客を行う必要があります。

今回は、ECサイトで良く実施される集客方法を紹介いたします。

①SEO対策

商品名、商品カテゴリー、サイト内のテキスト調整など手法は様々ですが、
SEO「Search Engine Optimization（検索エンジン最適化）」対策を行うことで検索エンジンにおける検索結果の上位にECサイトを表示できるようになります。

効果が出るまでには数か月単位の期間がかかる場合もありますが、上位に表示された結果として多くの人たちにサイトを訪れてもらうことができ、また自発的に検索してサービスや商品を探している人達が訪問することでコンバージョン（購入や資料請求など）も発生しやすくなります。

②コンテンツマーケティング

多くのECサイトや企業が、商品の魅力や企業イメージを伝えるブログやコラムなど読み物のコンテンツを運営しています。

検索されやすい優良なキーワードを含めた記事が沢山増えていくとテキスト、画像、動画のSEO効果も向上し検索エンジン経由のアクセス数が増えていきます。

また、一つの記事をある程度の文字数で作成することでSEO効果以外にも、アクセスして来た方が記事を読む時間分の滞在時間を伸ばすことも出来ます。

③SNS運営

SNSではテキスト以外にも画像や動画で商品やサービス詳細をアピールできます。

アカウントを作成して日々情報発信を行うと少しずつではありますが、多くの人が目にするようになり、結果として集客力が上がっていきますので地道に投稿を続けることが大切です。

また有料にはなりますが、投稿を広告として使用しSNS内の各所にて表示させることでフォロワー以外の多くの人達に情報を届けることも可能です。

④プッシュ通知

自社ECサイトやアプリにてお客様が承認するとプッシュ通知を送信、表記できるようになります。

お得な情報やタイムセールなど貴重な内容をお伝えできると喜ばれますが、価値の薄い情報が多くなると拒否される場合もあるため内容の精査が重要になります。

⑤WEB広告

費用は発生しますが、無料の方法よりも早く効果を確認することができます。
以下にて、主なWEB広告の種類を紹介します。

リスティング広告（検索連動型広告）

Googleなどの検索エンジンの検索結果にて、ユーザー自身が検索したキーワードに連動して表示されるテキスト広告です。

ターゲットとして想定する人達がある程度の頻度で検索するキーワードでありつつ、自社の商品やサービスの魅力を的確に表現するキーワードを選定する必要があるため若干難易度が高いですが上手く設定できると多くの方にアクセスして貰うことができます。

ディスプレイ広告

特定サイト内の広告エリアに画像、動画、テキストを表示できる広告です。

「記事や動画を見る」などの目的をもって特定サイトを訪れた人に表示する広告のため、広告から直接ショップを訪れ商品を購入する人の割合は、主体的にサービスや商品を検索する人向けのリスティング広告よりは効果が低い傾向にありますが、画像や動画で商品イメージを伝えることで潜在的なターゲットの発掘や、ブランド認知の拡大を図ることができます。

リマーケティング広告（リターゲティング広告）

リマーケティング広告（リターゲティング広告）は、過去に自社サイトを訪問したり商品を購入したことがある人達に広告を表示する手法です。
商品閲覧後に購入を迷って一旦サイトを去った人や、過去に購入実績があり再度購入してもらえる可能性が高い人などにアプローチできる点が魅力ですが、1人の方に対する表示頻度があまりに高いと不信感を持たれる場合もあるため広告のチューニングに気を配る必要があります。

アフィリエイト広告

ASP（アフィリエイトサービスプロバイダー）に登録しておくと、アフィリエイターが自身のサイトやSNSで商品やサービスを紹介してくれる広告形式です。
基本的には購入、資料請求などの成果があった際に費用が発生する形式のため、費用の無駄を抑えることができますが、アフィリエイターは売りやすい商品を選択する傾向があるため紹介して貰いやすい商品や魅力的なバナーなどを用意する必要があります。

最後に

ECサイトの売上は集客力に大きく左右されます。
結果が出るまでに時間はかかるが無料で行える方法と結果がすぐに出るがお金がかかる有料の方法を組み合わせて、沢山の方に訪問して貰いましょう！